メートル?尺?単位の謎

    おはようございます ⌂↟↟ 



    本日もアールプラスハウス多治見店

    飯田建設よりお届けします✨



    皆様いかがお過ごしでしょうか??

    とても暑い日が続いております

    熱中症に気を付けて

    8月を楽しみたいですね.ᐟ.ᐟ



    8月も月初めに本土神社参拝、

    ロードプレイヤーを行いました.ᐟ.ᐟ

    少し動くだけで汗が噴き出す

    この季節ですが、やはり

    地域のために掃除を行うのは

    とても清々しい気持ちになります☺

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    『ただいま施工中』更新しております☝



    家づくり豆知識

    メートル?尺?単位の謎??


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≪寸法の単位って?≫

おうちを考える際に戸惑うのが

寸法の単位......。

現在、一般的に使われている寸法は

メートル法と呼ばれるものになります。

これは法律で義務付けられ、

取引上の寸法は国際基準である

メートル法を用いることと

決まっているのだとか。

そのため建築業界も図面上の寸法や

面積の表記はメートル法で

記載されております。


また、図面などに記載される

お部屋の広さを表す単位として

〇㎡などよく見かけると思います。

しかし、実際の現場では

現場監督さんや大工さん、職人さんが

使っているのは

「いっすんごぶ」や「さんじゃくごすん」など

「寸」「尺」「間」などの単位が

使われております。

この「寸」「尺」「間」はかつて

日本の独自の単位で尺貫法と

呼ばれるものたちでした。

なぜ現在も日本独自の昔の

単位が使われているのでしょうか??


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≪なぜ昔の単位が使われてるの?≫

それは「 人の体 」と

深く結びつきがあります。

起源から見てみるとその秘密が

わかると思います。

メートル法の起源は1791年に、

地球の北極点から赤道まで

子午線弧長の「1000万分の1」

として定義されました。

つまりメートル法は地球を基準とした

単位だったのです。

それに対して、尺貫法は人の

体を基準とした単位になります。

1寸は手を広げたときの親指と

中指の先の長さ、

1尺は肘から手首の間にある尺骨

と呼ばれる骨の長さ、

1間は人の身長を基準としています。

これらは諸説ありますので、

気になった方は調べてみて下さい


建物の単位と人間の体が

結びついている分かりやすい例として、

「畳」があげられます。

畳1枚の単位には畳(じょう)が使用され、

畳の縦、横の単位には「尺」が

使用されます。

畳1枚の縦は6尺、横は3尺となっており、

古来より「立って半畳、寝て1畳」と

言われてきました。

このサイズが人間の動きに

最低限必要な寸法と言われています。


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≪建物の単位と体の結びつき?≫

家づくりの基準は畳の横幅である

3尺が基準となっています。

3尺はメートル法に変換すると

910mになります。

家の設計図を見ると、この3尺を

基準として作られている事が多いです。

柱と柱の間の長さ、部屋の間取りなどが

3尺、つまり910mの倍数で計算されて

いることが多いのです。

また、浴槽やトイレ、キッチンなどの

設備や機器も3尺(910m)に

収まる作りが多いです。



間取りなどで取られている

間隔が910mと書かれており、

910mってどこから来る数字なの?

と疑問をお持ちの方もいらっしゃったのでは

ないでしょうか??

実は私たちの体と深く結びつきが

あったのは意外だったのではないでしょうか??

家は快適で安心出来る空間が

昔も今も求められると考えられます。

快適に動ける、過ごせるためにも

体の大きさが肝になり、

体の大きさを基準として作られて

いったのでしょう☺



以上、メートル?尺?単位の謎

のご紹介でした



本日も最後まで読んで頂きまして

ありがとうございます。



公共事業、商業ビル、戸建住居、寺院建設

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